4, 部位別に見るうさぎのかかる病気と症状、動物病院について


うさぎは具合が悪くても我慢して見せようとしません

いつもと様子が違う点がないか、飼い主がしっかりとチェックすることが大切です

人間と同じで早期発見が治療の鍵となります




うさぎの体の部位別に見る症状


 あたま、耳

◆頭を常に斜めに傾けている

うさぎが神経系の病気になった時に見られる症状です
その他にも眼が左右上下にくるくると動いたり、地面を転がりまわる、痙攣などの症状が同時に見られる事があります


◆耳を異様にかゆがる

ダニ等による外耳炎の可能性があります


◆耳が赤く晴れ上がっている

耳に血が溜まってしまう病気の症状です






◆充血している

結膜炎、緑内障などの眼の病気の他に不正咬合という歯の病気からくる症状の可能性もあります

◆眼球が左右上下にくるくると動き続ける

神経系の病気に見られる症状で、その他にも頭を傾けた状態が続いたり床を転がり回ることもあります

◆白く濁っている

白内障の症状です



口、鼻


◆歯が異様に伸びている

うさぎは一生歯が伸び続けます、伸びたままだとご飯が食べられなくなったり様々な異常がでてきます
この場合は歯を削らなければなりません

◆呼吸時にヒューヒュー等の変な音がする

呼吸系の病気の可能性があります

◆鼻水が出ている

うさぎの風邪であるスナッフルの他にも様々な病気の症状です



皮膚

◆毛が抜けている、赤くなっている

ダニ等による皮膚疾患の可能性があります



動物病院について


うさぎを飼ったら必ずかかりつけ医を見つけましょう

小動物専門とうたっていても、うさぎに詳しいとは限りません

問い合わせてから診せましょう


営業時間、曜日の異なる病院を探しておくのもポイントです

一方が営業していなくてももう一方が営業していれば安心です


いくつか症状を書きましたが
あくまでもうさぎの体の具合が悪いか判断する材料として考えて下さい

うさぎにいつもと違う点が見られたら、とにかく病院へ連れて行く!

早期発見がうさぎの寿命を伸ばすことになるのです