5, しぐさから読みとるうさぎのキモチ


うさぎはしぐさで感情を表現します

嬉しい、楽しい、満足、退屈、怒っている、警戒中 などなど

うさぎが何を思い、考えているのかを理解する目安になります
どれもうさぎ特有の共通の仕草なので参考にして下さい




◆鼻をヒクヒク動かす

うさぎは周囲の状況を判断する為に、常に鼻を動かしています
飼い主を見つめながら鼻を大きく動かしているときは何かを期待しています
ご飯が欲しかったり構って欲しかったり . . .
そのときの状況で判断しましょう


◆ジャンプ、体をくねらせる

嬉しいときの動作です
ジャンプしながら体をくねらせる場合もあります
いきなり始めるのでびっくりしますがご機嫌の証です


◆鼻先でツンツンとつつく

構って欲しい又は単に邪魔でつついてくることもあります


◆飼い主の周りをクルクル走り回る

飼い主が大好きで嬉しい証拠です
飽きるまで走り回らせてあげましょう


◆後ろ足で立つ

周囲の状況を判断する為に行います
目新しいものや好奇心をそそるものを見つけた時にもします


◆床に寝そべる

リラックスしている状態です
暑いときにも寝そべりますが、そのときはうさぎ的には辛い状態なので注意


◆バタン!といきなり倒れる

初めて見るとびっくりしますがこれは非常に満足している状態です
これをやりだしたら、うさぎが環境へ慣れた証拠
うさぎへの愛情が伝わっているのかも


◆あくびをする

リラックスしている状態です


◆毛繕いする

グルーミングと呼ばれるものです
リラックスしている時、逆に同様して気持ちを落ち着かせたい時にも行います


◆鼻をプゥと鳴らす

基本的にうさぎは鳴きませんがたまにプゥと言うような音を出します
これは「楽しい、遊んで!」の合図です


◆鼻をブー、ウーと鳴らす

不機嫌な時の合図です
抱っこが嫌だったりケージに戻されたりした時にこのように鳴く事があります


◆キィと小さく鳴く

相当な事がない限り聞けない音です
痛い、怖い時にこのように鳴きます


◆歯ぎしり

どこか痛い所があると歯ぎしりをします
うさぎは弱さを表したがらないので歯ぎしりして我慢します


◆物陰に隠れる

痛みがあったり怖い時に隠れます
部屋での散歩中などにも物陰へ頻繁に隠れるようなら注意が必要です


◆足をダン!とならす

スタンピングと呼ばれるもので、警戒している時にやります
不愉快な時にも行いますが見分け方として、軽くタン!が不愉快なとき
精一杯ダン!が警戒している時です
よく聞くと明らかに違います


◆耳を後ろ側へ倒して体を伏せている

非常に警戒しています
この状態の時に目の前を急に動くと飛びついてきたりします


◆飼い主を舐める

なでたお礼に舐めてくれたりします
飼い主が大好きじゃないとやりません
個体によって一切舐めないうさぎもいるので、舐めてくれないからと落ち込むことはありません


◆甘噛みする

安全か確認する時に甘噛みします
構って欲しいときにも軽く噛みます
どの程度が甘噛みか分からない場合の見分け方として、うさぎが本気で噛んだら流血しますのでそれ以外は甘噛みです


◆穴を掘るような行動をする

穴うさぎの習性です
習性ですので完全にやめさせる事はできません
掘りたい欲求を叶えてあげると良いでしょう


◆歯をカチカチと鳴らす

気持ちいい時に鳴らします
なでてあげると聞こえます


◆トイレを移動させたり物音を立てる

お腹がすいていたり飼い主を呼ぶ時にするうさぎがいます
しかしこれに応じると大きな音を立てれば欲求が叶えられる、と学びますのでご飯をあげる前にこれをしたらうさぎがおちつくまで待つのが吉